UFOやUMAの目撃証言は、時に何年もたってから明らかになることもある。目撃者が自信の体験を自分でも信じられなかったり、話すと周囲の人にバカにされたり頭がおかしくなったのかと思われるのを恐れたりなどだ。
今年1月2日にウェブサイトのクリプトゾロジー・ニュースで報告されたのは、1987年5月5日午後5時ごろにあったというアメリカ・カリフォルニア州サンタアナでのUFOの目撃証言だった。
目撃者は自分の家の前で、隣人と世間話をしていたところ、自宅の屋根上の約25センチのところに銀色の球体が浮かんでいるのを目撃。一緒に話ていた隣人も物体を目の当たりにしたという。
時間にして数秒ほどだったそうだが、目撃者は銀色の球体に観察されているように感じたという。実際、球体は彼らが気づいた途端に空へまっすぐ飛び上がり、逃げるようなそぶりを見せたからだった。
一緒に一部始終を見ていた隣人もショックを受けており、互いに会話をやめて家に帰ってしまったという。
問題の球体は自然物よりも機械的に見え、大きさはテニスボール程であったという。飛行及びホバリングをしてみせたわけだが、何らかの推進力を発する装置があったようには見えなかった。活性化磁気、反重力誘導や波長技術等を使っているのかも知れないが、少なくとも未知の技術で動いているように思えたという。
この証言を検証しているUFO研究家らは、当時はドローンなどが開発されていないことも考慮しつつ、正体について検討を重ねる予定だという。それにしても、この男性はなぜ今になって話すことにしたのかもまたたいへん興味深いところである。
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(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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