戌年は株価が高くなると、俗に言われている。みずほ証券が2018年はバブルが再来すると分析しているが、どうなるであろうか。
ちなみに十二支の中には猫がいない。それに関してはある民話が語られている。
ある時、神様が動物たちに「その年の動物の王様にしてやるから、1月1日に訪ねてこい」と語った。すると、集合する日付を忘れた猫はネズミにその内容確認した。
ずるがしこいネズミは猫に1月2日だと教えた。そのため猫は1月1日に神様のところに行くことが出来ず、十二支から外れてしまった。そのため今でも猫はネズミを見ると追いかけ回すのだという。
これはあくまで民話であり、実際には紀元後25年に漢王朝の王允が十二支を作ったと言われている。その当時はまだ猫は中国において一般的な動物ではなかった。そのため外されてしまったという可能性が高い。
ちなみに、ベトナム、チベット、タイ、ベラルーシでは「卯年」の代わりに「猫年」がある。また、ブルガリアでは「寅年」の代わりに「猫年」設定されている。なぜそのようになったのか不明だが、ベトナムではうさぎと猫の発音が似ているためだからという説がある。
アトラスでは過去に、十二支が配置された方角において結界を設定しているという記事を載せた。併せて読んでいただくと幸いである。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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