南極は常に様々なミステリーがつきまとう。例えば、「南極にピラミッドがある」や、「南極にはナチス第四帝国がある」とか、「南極にはフラットウッズモンスターのいる基地がある」など・・・本当に謎に包まれた大陸である。
2017年12月2日、TBS系列で放送された「サタデープラス」にて興味深いエピソードが披露された。
南極と言えば昭和基地が思い出されるが、そちらではある有名人の肉親が勤務したことがある。実はタレントの小堺一機の父親が料理人として、南極の昭和基地に2度行っているのだ。
小堺の父親は、寿司職人として働いていたが、南極探検隊の隊長に自ら売り込みに行った。隊員募集の時期はとっくに過ぎていたのだが、
「自分は新潟生まれだから寒さには強いです」
と言う半ば強引な主張をして隊長に気に入られてしまい、南極観測隊に行くことになった。
これが民間から初めて採用された事例になるという。
その時、持っていったのが寿司屋の屋台だ。今もその屋台は南極基地で使われており、昭和基地の寿司パーティーなどで活躍しているという。
ちなみにその屋台には「寿司一機」と記されているという。そして、屋台の収まっているケースには「小堺」と手書きで父親の名前が書かれている。
なんとなく良い話だ。
(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)