業界のウワサ

ラッシャーが語る師匠たけしの良い話、洗濯機の代わりに送られてきたモノ?

芸人の間で良い話と言うのはよく語り草になる。特にビートたけしは人情味があり、弟子の面倒見も良いことから様々な美談が語られている。

アトラスではたけしの周辺で起こったことを度々記事にしている。

代表的な例としては「ビートたけしの臨死体験」「世界の北野は2人いる」「ビートたけしの小遣いをせびる母、その真意は?」「ビートたけしの父・菊次郎の熱海旅行」などが代表的なアーカイブだ。

この話は芸人・ラッシャー板前がよく話す話である。

読者の皆さんも知っているようにラッシャーはたけしの弟子の1人である。比較的、最後の方に入門したのだが、元料理人であり、顔がプロレスラーのラッシャー木村に似ていることから、ラッシャー板前と言う名前がついた。

さて、ラッシャーが入門してしばらく経ち、独立して一人暮らしをするようになった頃、一人暮らしのお祝いにたけしが「何か買ってやるから好きなものを言え」と言ってきた。

そこでラッシャーは「洗濯機が欲しい」と言った。すると引越し当日、たけしから荷物が送られてきた。

もし洗濯機であれば、あまりに小さすぎるその荷物を当惑しながら開けてみると、中身は洗濯板であった。

「やられたなぁ」と苦笑いするラッシャー。

ところが、よく見れば洗濯板の裏側にびっしりと札束が貼り付けられていたそうだ。

なんて粋な贈り物をするのだろうと、ラッシャーは心から師匠に感謝したという。

(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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画像『バカ論 (新潮新書)』表紙より