【「キン肉マン」&牛丼にまつわる都市伝説】作者は某店で牛丼食べ放題!?

30代以上の男性なら一度はハマったであろう人気アニメに「キン肉マン」がある。

ドジだけど根性と友情で戦い抜く「キン肉マン」は大いに男子の心を捉えたが、彼の好物は牛丼であると設定されてきた。そのブランド名といえば吉野家と筆者は思い込んでいたが、これは間違いだったのである。

当時アニメの中で「早いの、安いの、美味いの」とキン肉マンが歌っていたように思うのだが…。このフレーズは吉野屋のキャッチフレーズのパロディではないのだろうか。だが、週刊プレイボーイ誌上にて作者のゆでたまごとすきやの社長が対談、その牛丼ブランドがすきやと同じグループの「なか卵」であることがわかった。

実は「キン肉マン」コミック1巻に「うどん・牛丼」という看板が出てくるのだが、このうどんと牛丼を併記する看板は「なか卵」のオリジナルだという。よりによって、関西人を中心に愛されている「なか卵」とはなんとマニアックな…。

この「なか卵」は近年は関東にも出店されているので、広く知られるようになったが、「ジャンプ」で連載されていた当時は関東ではかなりマイナーだったはずである。ゆでたまごが大阪出身で「なか卵」でよく牛丼を食べていたため、このような設定になったらしい。

それにしても、ゆでたまごは吉野屋からどんぶりを贈られているし、都市伝説では吉野家・永久無料PASSを持っているとも言われていたのに…。

関連記事
偉大な千代の富士がモデル、『キン肉マン』人気超人ウルフマン!
「キン肉マンの日」こと29日金曜日は幸運が訪れる日だった!?
剛力彩芽の再ブレイクは、『キン肉マン』のご加護だった!?




筆者はこのことを意外に思っていたのだが、実は、最近になってこの話の裏話が語られることになった。

2008年にキン肉マンが連載開始29周年を迎えているのだが、この時作者のゆでたまご・嶋田隆司がtwitter上でこの牛丼問題について言及したのである。

上記の通り、漫画連載時から「キン肉マン」の牛丼は「なか卯」のものをモデルとしていた。しかし、1980年、当時会社更生法の申請をせねばならいほどの苦境に立たされていた吉野家から、「キン肉マン」のアニメを制作していた東映に打診があり、アニメでは牛丼は吉野家のものになったのだという。

大人気となったアニメ版での設定となったことで、作者いわく、吉野家には多くの子供が訪れるようになり、会社が更正するきっかけのひとつにまでなったそうなのだ。のちに作者は感謝の印として、吉野家から「名前入り特製どんぶり」などのグッズをもらうことになったのだが、当時経営が苦しかった吉野家から宣伝費などは一切受け取っていなかったという。




時は過ぎ、くだんの連載29周年の企画を立てている際に、「キン肉マン」の漫画を出版している集英社から吉野家に「何か一緒に出来ませんか」との連絡が入った。だが、吉野家はこの連絡に「特に何かをやる気はありません」と返答したのだという。

結局は「なか卯」と「すき家」(二つは同じグループ会社の関係にある)とのコラボ企画が実施されることになった。

だが、この企画が発表されると、「作者は吉野家を裏切った」との声がファンの間からささやかれるようになってしまった。そのため事の顛末を明かしたのだという。吉野家は事実と相反していると指摘していようだが、作者のゆでたまご・嶋田隆司は吉野家に大しては不満があるのだという。

キン肉マンの牛丼を巡り、このような裏事情があったとは驚きである。

ちなみに、特製どんぶりが牛丼の永久無料PASSになるという話は都市伝説に過ぎないようである。ある番組の企画で、作者がこの牛丼を持って店舗を訪れたところ、きっちり料金を支払わせられたのだそうだ。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©写真素材足成

関連記事

最近の投稿

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

ページ上部へ戻る