2011年に死去した落語家の立川談志さんの遺品がYahoo!オークションに大量に出品され話題を呼んでいる。
一見すると第三者へ横流しにされた遺品が流出したものと思われがちだが、本オークションは談志さんが生前所属していた「有限会社談志役場」監修のオフィシャルなもの。
出品されているものは談志さんが生前集めていた落語のLPやソノシート、ポスター、蝶ネクタイやぬいぐるみなど多岐に渡っている。
また、なかには海外土産のお面、着用していたと思わしき足袋やステテコなどの出品もある。
実は立川談志さんは生前、ゴールデンウィークの時期になると毎年、文京区にある自宅のすぐ下で「談志のガレージセール」なるフリーマーケットを開催していたという。
これは談志さんがいらなくなった日用品や本を談志さん自らが手売りするイベントで購入者には必ずサインを書いて販売していた。晩年は談志さん自身の体調問題などもあり、中止となっていたが、今回のオークションはサインこそないものの「談志のガレージセール復活版」といってもいい内容でファンからの熱い視線が注がれている。
オークションは1月15日まで開催している。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
※画像は「談志の遺言」