10月22日放送の『サザエさん』にて「らしからぬ」映像が多数流れたとネットで話題になっている。
この日に放送された3本目のエピソード『マスオ先生執筆中』(脚本:小林英造)は、マスオさんが偶然読んだ小説の執筆者が自分と同じ世代のサラリーマンだった、ということに感銘を受け「よーし自分も小説を書くぞ!」と意気込む。しかし、推理サスペンスものや冒険活劇ものなどのプロットを考えるにもかかわらず、結局上手く書けずに最終的には「自分には小説の才能はない」と悟り陶芸家を目指す…というのがあらすじだった。
劇中ではマスオさんの妄想として様々な作品のパロディシーンが登場することになり、マスオさんが白いタキシードを着て拳銃で人を殺すという衝撃シーンのほか、とある惑星に宇宙船が漂着し乗組員がゴジラのような怪物に襲われる…というサザエさんワールドではまずありえない珍しい演出が連続したのである。
またマスオさんが「かの名推理作家、江戸川乱歩は蔵の中で原稿を書いていた」と説明するシーンがあったのだが、こちらではデフォルメされた江戸川乱歩が登場するなど、珍しく「実在の人物」を紹介していた。
過去48年の長きに渡るサザエさんワールドの中においても珍しい今回の脚色に対してネットでは「今日のサザエさんあまりに暴走しすぎ!」「番組史上はじめて殺人シーンが描かれた?」など、ことのほか大評判だったという。
サザエさんは近年でも怪談を扱った回が想像以上に気持ち悪かったと話題になったこともあり、今回の「殺人シーン」もサザエさん特有の「一流のジョーク」だったのかもしれない。
(パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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画像『サザエさん よりぬきマスオさん』表紙より