業界のウワサ

『しくじり先生』北村弁護士、なぜ出演?過去の講義でしくじっていた!?

 8月20日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』の放送内容が絶賛されている。

 この日は「痴漢冤罪で有罪になるのを回避するための授業」と題した特別講義が行われ、講師として弁護士の北村晴男氏がゲスト出演した。

 北村弁護士は夜道を歩いていただけで痴漢容疑をかけられてしまった男性の実例をもとに、痴漢冤罪発生の原因や被疑者に対する警察の捜査などについて徹底講義。
 「逃げたり名刺を渡して立ち去るのは逆効果である」という持論を展開したほか、最後には近年社会問題にもなっていた、痴漢容疑者の線路内への立ち入り脱走について「そんなこと(脱走)よりももっと効果的な方法がある!」と豪語し、「両手を上げて、『これから何も触らないからDNA鑑定をしてくれ!』と叫ぶのが一番効果的」とレクチャーした。

 放送後、北村弁護士の講義についてネットでは「目から鱗だった」「面白かったし非常にためになった」との賛辞が送られた。

 また、一部では普段はクールなキャラクターであるはずの北村弁護士がこの時ばかりは相当な熱の入れように見えたために「なぜ北村弁護士は痴漢冤罪についてそこまで一生懸命だったのか」と懐疑的な意見もあった。

 しかし、この件については以下のような過去があった。

 2016年3月20日放送の日本テレビ『行列のできる法律相談所』で痴漢冤罪を取り上げた際、北村弁護士は「本当に痴漢をやっていないなら立ち去る。あるいは逮捕される前に全力で走って逃げるしかありません」と解説。

 なんと、今回の『しくじり先生』とは真逆の説明をしてしまっていたのである。




 そのために北村弁護士は「痴漢冤罪について誤った知識を広めてしまった」という自戒があり、今回の『しくじり先生』出演に繋がったのではないか、との話があるという。

 なお、今回の番組内では特に説明はなかったものの、北村弁護士も「『しくじり先生』の一人だった」というテーマが隠されていた?と噂になっており、真摯に自分の過ちと向き合った北村弁護士には今も賞賛の声が絶えないという。

(文:安坂由美彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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