芸能都市伝説

桂歌丸『笑点』司会引退!次期司会者に「好楽」「小遊三」説が浮上中!?

4月30日、落語家の桂歌丸が長年レギュラーおよび司会を勤めていた『笑点』を卒業することがわかった。歌丸ラストの司会は、5月22日の『笑点』生放送の予定。

さて歌丸師匠の後を継ぐ司会者であるが、現在インターネットでは毎週のように「罵倒合戦」を繰り広げている三遊亭円楽の抜擢が有力とされている。
円楽の笑点レギュラー歴は1977年からで来年40年となる。貢献度からしても次期司会者の本命であるのは間違いないが、一部では三遊亭小遊三の可能性も一部の落語ファンの間では囁かれているという。

小遊三は、歌丸が会長を務める落語芸術協会の副会長であり、歌丸代理司会時の評価も高く落語界のみの順位でいえば副会長を務める小遊三の抜擢は十分ありえる。しかし一方、穴場として円楽の所属する「円楽一門会」の会長でもある三遊亭好楽の可能性も非常に高いという。好楽は1966年に入門しており歌丸・木久扇に次ぐキャリアの長さを持っている。笑点メンバー歴は円楽より短いものの小遊三よりは長く「円楽一門会会長」の肩書きがあるため、円楽を抑えて司会に抜擢されるケースも考えられる。(ちなみに落語家としてのキャリアおよびメンバー歴は木久扇がトップであるが司会就任の可能性はゼロのため除外する)

もっとも、落語界のランクがすべてではないが、歌丸は1951年に入門とほかのメンバーに比べると圧倒的なキャリアを持っていたため(年の近い木久扇は1960年入門)「笑点名物」とも言える容赦ない座布団バトルが可能であった。

果たして時期司会者は「落語芸術協会副会長」の小遊三か「円楽一門会会長」の好楽か、「安定既定路線」の円楽か、それとも別の勢力にとられるのか? 期待したいところである。

文:大森エビフライ