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原宿の恐るべきパワー!そのキッカケは江戸時代からはじまっていた! ~TENGAの新ショップ「TENGA LAND」とは…?~

竹下通りなどを有する「原宿」は、東京の観光地のなかでも特に人気の高い場所である。

一般的にイメージされる原宿は「ポップカルチャーの中心地」「kawaii文化」「ファッションの街」など時代をリードするスポットであり、近年では日本のみならず海外からも原宿を目当てにやってくる観光客もかなり多い。

その原宿の歴史を辿ってみると、この地が原宿と呼ばれるようになったのは、なんと江戸時代の初期頃からだとされている。

隣接する渋谷は江戸時代には多くの武家屋敷が建てられてはいたが、江戸からの物理的距離が離れていたために郊外的な扱われ方をされており、武士よりも農民が多く暮らす静かな町であった。

原宿も渋谷と同じく同じく農民中心の町ではあったが、甲州街道の南側という恵まれた環境から宿場町(旅行客が滞在する町)として発展。人の出入りの多さを考えると、実は原宿は渋谷よりも栄えていた町だったようだ。

なお、あまり知られていないが「原宿」という地名は現在の渋谷区内には存在しない。原宿を構成するのは渋谷区神宮前1~4丁目、渋谷区千駄ヶ谷2~3丁目であり、原宿はあくまで通称なのである。

原宿とはもともと関東地方の宿場町の事を指す総称であり、東京の板橋も神奈川の厚木にある宿場町もかつては全て「原宿」と呼ばれていた。

その名残が現在の原宿という場所にだけ残っており、現在では海外にまで名前が広まっている訳だ。

原宿=宿場町と考えると、かつてこの地に存在した同潤会青山アパートや原宿セントラルアパートは、江戸時代からの宿場町としての「原宿文化」を象徴しており、さらに昭和末期~平成初期に多数存在した芸能人ショップ(タモリ、ビートたけし、松田聖子、所ジョージ、片岡鶴太郎などが独立してオリジナル商品を販売していた店)なども全国から芸人が集まっていた、という意味ではこれも江戸時代からの名残と言えるかもしれない。

原宿が観光地化したのは、明治神宮の存在も大きい。明治神宮は明治天皇を祀っており1920年11月1日に創建されたという比較的新しい神社である。

明治神宮は73ヘクタール(約22万坪)とかなり広大な神域であり、関東大震災や東京大空襲など様々な災害・有事に巻き込まれたが復興し、現在では渋谷および原宿を代表するスポットとなっている。

特に2000年代以降はパワースポットとしても有名になり、厄払い、合格祈願、開運など様々なご利益があるという。

また、近年では「明治神宮に匹敵するパワースポット」として原宿駅から徒歩5分にある東郷神社も注目されている。

東郷神社は日露戦争の英雄として著名な元帥海軍大将・東郷平八郎を祀った神社で、ロシアのバルチック艦隊に勝利した東郷率いる日本海軍のパワーが宿っているため「勝ち運」に関しては東京イチの効果が期待されているという。

カルチャーやパワースポット…原宿はいつの時代も「未来」を生きる人たちの味方なのである。それは国籍や性別も関係なく、すべての人間に公平なものである。

さて、そんないつの時代もパワーにあふれる原宿に、2024年4月17日(水)、新たな商業施設「東急プラザ原宿「ハラカド」」がオープンする。

オープンを前にすでに注目を集めている「ハラカド」だが、なんとTENGAの常設店の出店が決定しているのだ。

店舗名は「TENGA LAND」。「愛と自由のワンダーランド」がテーマのコンセプトストアである。

TENGA、irohaほかTENGAカンパニーの全ブランドのアイテムが大集結。もちろん「TENGA LAND」限定のアイテムも続々追加予定だ。

店舗面積は24.54坪(約81.12平米)で当然明治神宮よりは小さいものの、既に出店している阪急メンズ東京にある常設店「TENGA STORE TOKYO」の約3倍の広さがあり、「TENGA LAND」は新たな原宿の名物、パワースポットとなることだろう。

性に関する興味関心は性別や国境を超える。

TENGAは「誰もが足を運べて、誰もが楽しめる場所にしたい」とTENGA LANDのコンセプトを語っている。4月17日、TENGAはこの地から性の新たな一面を発信していく。GW目前のオープン日を是非、心待ちにしたい。

■詳細情報URL:https://tenga-group.com/news/2964/
■TNEGA LAND SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/tenga_land/
X(旧Twitter):https://twitter.com/TENGALAND

(北島あいら 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)