大阪の生駒山は今ではすっかりパワースポット、B級観光地として人気の場所のなっている。
元々修験者や仙道を極またい人は修行する人々が集まってくる山であり、霊山・修行場所とされる場所であった。そのためだろうか。昔から仙人と呼ばれる人がいると言われたり、UFOが飛行しているという噂の絶えない場所であった。
昭和の頃、この生駒山の上空を飛び廻る『空飛ぶ人間』がいるという話が流布された。実際に目撃した人も数名いるとされ、当時のオカルト子供本にも収録されていた記憶がある。
この時代、『フライングヒューマノイド』という概念はアメリカでさえも生まれておらず、『ロケットマン』という概念がアメリカのマニアの間で一部共有されていた程度であった。
日本初の『フライングヒューマノイド』目撃地点は、現時点では生駒山ということでよいと思われる。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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