お化けというと、頭からすっぽりと白いシーツをかぶり、前の方に手をつき出したような姿が典型だ。そんなお化けの姿は基本、子供向けの絵本などに登場するもので、恐怖の対象というよりもコミカルな存在として描かれることが多い。
だが、そんな布お化けが実際に姿を現したとしたら?
こちらの動画は1月5日にインドネシアのチレボンで撮影されたもの。夜間、地元の不良たちの抗争が起き周囲はちょっとした騒ぎになった。その様子をスマートフォンで撮影していた男性が、ふと街灯の上に何かがあるのを発見。カメラを向けてみると、白い布を頭から被ったような物体がふわりと浮き、夜空に向かって舞い上がったのだ。その姿はまさしく典型的な「お化け」。そして、白い影は直ぐに薄くなって闇に溶けるように消えてしまった。
この動画が公開されるなり、インドネシアでは伝説の妖怪「Kuntilanak(クンティラナク)」が現れたとして騒ぎになった。この妖怪は妊娠中に死亡した女性の怨霊であり、処女の血を吸うとされて恐れられているものだ。
一方で、この白い物体は煙やビニール袋が風に舞っただけだとする意見もある。
果たして、この白い影の正体は何だったのだろうか。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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Spooky video shows ghostly spectre which sucks the blood of virgins fleeing the scene of gang fight
※画像はYOUTUBEからのキャプチャ