イギリスでは、歴史の古い建物には高確率で幽霊が住み着いているとされ、例えば建物が改修されたとしても変わらず出続けたり悪さをするとされている。
そんな昔から住み着いている幽霊の仕業か?とされるポルターガイストの様子が、パブの監視カメラに捉えられていた。
問題の映像はサウスヨークシャー州シェフィールド近郊のモスボロに存在するクイーンパブにて撮影されたもの。動画には店のマネージャーとシフトを終えた2人のスタッフが休憩し、ワインを分け合う様子が映っている。しかし、テーブルの上に置かれたグラスの一つが手前に座っているスタッフの女性に向けて少しずつ動いていく。
そして、大きな音をたてて下に落ちてしまうのだ。テーブルが傾いていたのではとも思えるが、テーブルの上には他にもワイン瓶などグラスよりも重いものが複数あるにも関わらず微動だにしていないため、単純に重みなどによるものではないことが解る。
関連記事(記事内に動画あり)
PROOF OF AFTERLIFE? Watch ‘ghost’ fling wine glass in one of UK’s ‘most haunted’ pubs(あの世の証拠?英国で最も恐れられているパブのひとつで『幽霊」がワイングラスを投げつけた!)
店のマネージャーは、動画にも捉えられた以外にも多くのスタッフが不思議な出来事を体験しており、この場所に永らく住み着いている幽霊のしわざであると確信しているという。
地元の人によれば、このパブはビクトリア朝時代に学校として使われていたため、先生や生徒の霊が時代を超えて出てきているのだという。従業員や地元の常連客らによれば、一番目撃されている幽霊はレース飾りのある長くて黒いスカートの女性だという。実際に学校だった頃の写真には同じ服装をした2人の女教師が写っているという。
しかし、地元の人や店のスタッフも驚くことはあれどとりたてて悪さはしないため、幽霊もまた店の名物のひとつとして受け入れているようだ。
(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©PIXABAY