上の写真は、衝撃写真としてネットで今も出回っているものだ。
全体がピンク色で薄い皮膚は血管が浮いており、細い手足は2本しかない。腹部には小さな穴が空いており、そこからは体内の内臓も確認できる。頭部は丸く、よく見ると頭頂部に青い目が存在している事が解る。全身に毛皮や体毛のようなものは確認できず、粘液のようなもので覆われているようだ。
こちらは2000年代にアメリカで撮影されたもので、発見して写真に収めた女性が自信のFacebookに掲載したことで話題になった。二本しか足らしきものが確認できないことや、一見のっぺらぼうに見える坊主頭など、既存の生物とはかけ離れた外見などから、この生物は宇宙人の胎児ではないかとする説が出てきて、衝撃映像としてネットを介して世界中に広まっていった。
だが、現在この画像はFacebookからは消えてしまっている。掲載した情報源の女性は、話が大きくなりすぎたためか自らのページから画像を消してしまったのだ。数少ない情報から、現地に向かったオカルトファンなどもいたらしいが、もうこの生物は発見できなかったという報告も存在している。
果たして、世界中で衝撃と共に受け止められたこの生物の正体は何なのだろうか。
一番可能性が高いとされているものは、野生の鹿の胎児だ。この生物の頭部をよく見ると、目の近くに草食動物と似通った形状の歯が確認できること、また小さいながら尖った耳と、手の先に偶蹄類の蹄らしきものが確認できることなどから、恐らく奇形で早産してしまったものと考えられている。
だが、海外のオカルトファンの中には、この生物の情報が発信される前、アメリカはカリフォルニア州でUFOらしき物体を目撃したという証言が出てきていたこともあり、やはりUFOと関連があるのではないかとする説を唱える人物もいる。
UFOや宇宙人関連で、真相に迫った真実に近い情報が出回ると、その情報源は消されてしまうと言われている。確かに「異星人の胎児」の一番最初の画像を伴った書き込みは消えてしまっているが、やはり何らかの圧力があったのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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Mysterious Alien Creature Found in Womens Backyard ,California
※画像はYOUTUBEからのキャプチャ