本アトラスでも紹介した、世界でも珍しい「UFOが物証を残した」事例である日本のUFO事件「銚子事件」。
昭和31年9月7日午後7時頃、千葉県銚子市一帯で謎の飛行物体が多くの人に目撃され、一部地域に謎の金属箔が降り注いだという。この時空から降ってきた金属箔を、地元の医師である滝田氏が回収することに成功した。
銚子にて滝田氏が回収した金属箔は長さ4~5センチ、幅1ミリ、厚さ10ミクロンという非常に細かく薄いものであったという。この金属箔は都立工業奨励館にて分光分析が行われ、主成分がアルミニウムで10%鉛が混入しているという結果が出た。アルミニウムに対しては、0.3%以上の鉛は混入できないとされている。
そこで再度金属箔を分析してみると、金属の裏に薄くビニールのコーティングがなされており、その中に黒い粒状の鉛が点在している事が判明した。しかし分析した技師によると、鉛がビニールに混入した際には溶けて透明になってしまうはずなので、このような状態は非常に珍しいとの事であった。また、極微量のバナジウムも混入していた事が判明したという。
この銚子事件で発見された謎の金属片は永らく行方不明になっていたのだが、この度山口敏太郎氏がテレビ局との調査の結果、残っていた一部を発見。この度、銚子市犬吠埼の「地球の丸く見える丘展望館」にて展示されることとなった。
分析の結果、以前とは若干違う鑑定結果が出たのだが、成分はほぼ一致していたという。
世にも珍しい「UFOが落とした金属片」を間近で見る事の出来るまたとない機会である。UFOやオカルト好きの方は是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。
(ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)