【妖怪ウォッチ研究序説】掃除の大切さを教えてくれる妖怪たち「ちいちい小袴」と「アライ魔将」

「完璧な掃除テクニック」を身に着け、手にしたデッキブラシで味方のHPを回復してくれたり、とりつかれてステータスがダウンした味方を「おはらい」してくれる「かたづ家来」。

ゲーム中では序盤のイベントでともだちになってからも、攻撃に回復にとオールラウンドに活躍してくれる。またレベルアップでより強力な「アライ魔将」に進化する。進化に伴い性格も過激になったようで、妖怪大百科には「あまりにもキレイ好きすぎてカブトが汚れていただけで家来の首をはねることもありみんなを震え上がらせている」との一文がある。

だが、アニメや漫画などに登場した場合、そこまで過激な性格ではなく、掃除を手伝ってくれたりと比較的穏やかなキャラクターとして描かれる事が多いようだ。

妖怪といえば、じめじめした暗い所に出たり、とりついて人をなまけ者にしたりというマイナスイメージの方が多い。実際にゲームに出てくる妖怪も、人にとりついてちょっと困った事をしてくる妖怪が大半だ。だが、実際に「人間に掃除やお片づけをしてくれるようにうながす妖怪」もきちんと存在する。新潟県の佐渡島に残る「ちいちい小袴」がそうだ。




ある夜、一人暮らしのおばあさんが手仕事をしていると、四角い顔で袴姿の小さい侍が現れた。

そして、「ちんちん袴に木脇差をさして、こればあさんよ、ねんねんや」と歌い踊りながら消えていった。気味悪く思ったおばあさんが変なものはないか家中を探してみると、おはぐろを付けるのに使ったつまようじが縁の下に残っていた。

このようじは昨夜の侍と同じくらいの大きさだった。この適当に捨てたようじが妖怪の正体だったのかと気付いたおばあさんが、いらない物を掃除してゴミを焼いて捨てたところ、奇妙な事は起きなくなったという。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)




 

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