現在、業界内部では噂になっているのが『木曜ドラマの呪い』である。
この呪いとは、テレビ朝日の木曜日のドラマに出演ずる俳優が不幸に見舞われるというジンクスである。
もちろん単なる偶然に過ぎないのだが、列挙していくとその呪いの連鎖に戦慄すら感じてしまう。
まず木曜日20時のドラマに関してだが、本誌ATLASでも報じたように『警視庁 捜査一課長』が熊本地震の余波で1回目の放送が中止され、さらに昼間に予定された1回目の再放送も熊本地震の本震により中止された。
また『女たちの特捜最前線』も悲惨だ。これまた本誌で報じたように、主演の高島礼子の夫である、高知東生が覚せい剤により逮捕され、助演の高畑淳子に至っては、息子が暴行事件を引き起こしてしまった。
視点を21時のドラマに移しても同様だ。草薙剛が主演した『スペシャリスト』はSMAP解散騒動に繋がっていく。
また、米倉涼子が主演を務めている『ドクターX〜外科医 大門未知子』は視聴率こそ高いが、米倉涼子はシリーズが開始するやいなや泥沼の離婚劇に突入し、敵役を怪演している西田敏行は薬物疑惑が噂され、本人自ら否定する顛末となった。
今回、テレビ朝日の木曜ドラマ『就活家族』に出演予定だった成宮寛貴が降板することとなり、またしても「木曜ドラマの呪いか!」と業界内が騒然としているわけだ。
この呪いを今後も本誌ATLASは観察していく。
(馬鹿拓郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)