今年、世界が注目したアメリカ大統領選挙は、共和党トランプ候補の勝利となった
大胆でセンセーショナルな発言と政治の素人である事もあり、初めは泡沫候補の一人でしかないと思われていたトランプ氏であったが、次第にその発言は広く支持を得て下馬評を覆す結果に至った。
今回の大統領選挙では、両候補の支持率が二転三転してどちらが勝つか当日まで解らないという事態であったのに加え、大勢ではヒラリー氏が有力であると見られていたこともあり、民主党支持者は落胆の色を隠せない。
全米各地の選挙関連施設等でヒラリー氏の落選を惜しむ支持者の姿が見られ、一夜開けた今でも信じられないと称する人もいたようだ。
カナダでは移民局のサイトがアクセス集中のため繋がらなくなる事態も起きており、トランプ氏が大統領になることで「アメリカの未来に希望が持てなくなった」として国籍変更を考えた人も多かったようだ。
皮肉にもトランプ候補は移民排斥を主張しており、彼の当選で当のアメリカ国民が隣国カナダへ移住してしまう事を決意した形になっている。
もっとも、この「支持していた方が負けたので移民する」という流れは大統領選挙ではよくある事だそうなので、本気の人はあまりいないだろうと見られている。
この民主党ヒラリー氏の落選で非常に落胆しているのはアメリカ国内を初めとするUFO研究家らだという声もある。
ヒラリー氏は大統領戦の公約としてロズウェル事件など、UFO関連の政府情報を公開すると述べていた。
折しも来年2017年は、UFOが墜落しその破片や宇宙人の死体が発見されたというロズウェル事件から70年という節目の年に当たる。
それだけに大きな発表がなされるのではないかと期待していたUFO研究家らは多かったというが、今回の落選で再び遠ざかってしまったと落胆しているという。
未だに隠された部分の多いロズウェル事件。その闇が明かされる日はいつになるのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)