トランプ候補の大統領当選で、ネットにおいてにわかに話題沸騰中のある噂がある。
それは、トランプ氏が既に自分が大統領になる未来を知っていたのではないか、と言うものだ。
トランプ候補は大統領戦に立候補してから、非常に過激な主張や公約を掲げ物議を醸してきた。そのため、各メディアや大衆からは大きな反発を得ることも多かった。
だが、大統領への当選が確実になるにつれ、彼を支持・支援する周囲の人々が歓喜に湧くのとは反対に、本人のトーンが選挙期間中よりも落ちていく様子が見られたのだ。
そして、晴れて大統領に当選してからの演説は大統領選の最中に見せたものより落ち着いたものであったため、達観しているかのような、何かを悟ったかのような態度であるように見えるのだという。
そこから出てきたのが、「トランプ氏は実はタイムリープを繰り返しており、自分が大統領に『ならないため』に選挙期間中は過激な発言を行っていたのではないか」とする噂だ。
近い未来、トランプ氏が大統領になった時に戦争や暴動等の世界的な事件が勃発したため、彼はそんな未来を変えようとしていたのではないか・・・しかし、そんな努力も虚しく大統領に成ることが決まってしまったため、トランプ氏の態度が選挙期間中とはかけ離れたものになってしまったのではないか、というものだ。
だが、この話はアニメ化などもされた有名なゲームの筋書きから考えられたもので、ただのネタであるとみられている。
喜ぶべき時に当の本人が静かであるのは不思議かもしれないが、トランプ氏の年齢は70歳。選挙結果は現地時間の深夜から明け方にかけて判明したため、バイタリティのあるトランプ氏でも流石に疲れが出てしまって、普段よりテンションが下がった状態になったのではないかと思われる。
有名人が「未来を改編するために実はタイムリープを行っていた!?」という噂は、日本国内でも度々聞かれるものである。
最近話題になったものでは、木村拓哉のタイムリープが実はSMAP解散を阻止するために行おうとしたため、会見では彼の口から奇妙な発言が出てきたというものだ。
大きな事件が起きた時、このような少し変わった噂が流れてしまうのは仕方のないことなのかもしれない?
(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)