ＵＦＯと言えば、知らない内に写真や動画に映り込んでいたり、撮影者やごく僅かな人々だけが偶然目撃に成功するというケースが多い。
だが、先週１２日の水曜日に、スイスのジュネーブにて何百人もの人々がスタジアム上空を飛行するＵＦＯを目撃するという事件が起きた。
時刻は午後２０時３０分ごろのことだ。約２０秒間に渡ってジュネーブ・スタジアム上空に円盤状の物体が飛来した。
当時現場ではサッカーの試合が行われた後であり、スタジアムにいたサッカー選手やサポーター、近所の住民達の多くが目撃し、そのＵＦＯの姿をＴｗｉｔｔｅｒやＦａｃｅｂｏｏｋなどのＳＮＳに次々と写真や動画を上げるなどして騒動になった。
これほどまでに大規模な目撃証言は、１９９０年代に起きたベルギーの三角ＵＦＯフラップ事件など、ＵＦＯ史の中でも非常に珍しいケースとなる。
目撃者らの証言によれば、問題のＵＦＯは非常に大きく、暗い色をしており底面に３つほどの複数のライトがあったという。このＵＦＯから発されていたのか、甲高い音がしていたという。ＵＦＯは２０秒間ほどスタジアム上空をホバリングしていたが、一瞬強く光を放ったかと思うと、忽然と姿を消してしまうのだ。
このＵＦＯに関して、ジュネーブ国際空港の管制塔が監視レーダーのデータと照らし合わせた所、問題のスタジアム上空には当時飛行機等が存在していなかったと発表している。また、何かしらの機体や異常なども確認されなかったとのことで、ますますスタジアム上空で目撃されたものの正体がＵＦＯであった可能性が出てきたのである。
勿論、実は大きなＵＦＯではなく複数のドローンが浮かんでいたのを、ＵＦＯの底面にあった複数のライトと誤認したのではないかとする説もあるが、多くの動画や写真の中には底部の構造が分かるものも含まれているため、複数のドローンではなく一つの大きな物体が動いているようにしか思えないという意見がいちばん多い。
遂にＵＦＯは大勢の前に出現することを躊躇わなくなったのだろうか・・・。
（飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
関連動画
Large Dark UFO Craft (Triangle?) Over Geneva, Switzerland 10/12/16
UFO In Geneva 14/10/2016（※複数の動画を並べて検証している）
