9月28日午後5時45分ごろ、東京都新宿区の西武新宿線高田馬場駅ホームで発生した異臭騒ぎについて警視庁は職業不詳・自称アイドルの女性(36)を逮捕したと発表した。
逮捕に至った経緯はこの女性容疑者が32歳の会社員に催涙スプレーを吹きかけたことが被害者の証言や防犯カメラの映像などから判明して逮捕に至ったという。
女性容疑者は容疑を否認しているが、自宅から催涙スプレーの缶が1本押収されたことで調査を進めているという。
しかし、この報道に対しネットでは女性の所持する催涙スプレーが決め手になったということから「催涙スプレーを持つことが犯罪なのか」と議論になっているという。
催涙スプレーは女性が護身用に使うため所持していることが多い。
読売新聞の報道によると女性容疑者はスプレーを吹きかけた理由として「以前、痴漢の被害に遭い犯人に似ていたから」と証言(逮捕後に撤回)していて、所持の理由としては理が通っている。
もっとも催涙スプレーをかけられた男性が女性容疑者に対して痴漢行為をした事実はなく、また似ていたからといって吹きかけていいものではない。
また、催涙スプレーは防犯対策としては有効だが、電車内の痴漢対策では周囲に被害が及ぶことから、使用については「人ごみでは使わない」ということが明言されてる。
ネットでは女性容疑者が異臭騒ぎを起こした原因について「自意識過剰で間違った防犯対策をしてしまったのでは?」と推測されている。
(北島あいら ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)