UFO・UMA

中秋の名月 夜空を「歩く」謎の白い巨人!





9月の15,16日は中秋の名月であったこともあり、晴れた地域では美しい満月ないしは少しだけ欠けた月を見ることができた。

夜空に浮かぶ綺麗な月を写真に収めた方も多いのではないだろうか。

だが、遠く離れたアメリカで名月と共に奇妙な物体を撮影してしまった人がいたのである!

こちらの写真は16日に、ミシガン州にて撮影されたものだ。

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月の前に薄く雲がかかっているが、美しい夜空だったので手にしていたスマートフォンで撮影してみた。すると、空にまるでこちらに背を向け、天へ歩いて上っていくような人の姿が写っていたのである。

驚いた撮影者はこの写真をTwitter上にて公開、果たしてこの物体の正体は何だろうと広く意見を募ったという。




アメリカでは有名な未確認生物として、人間より遙かに大きく毛むくじゃらの獣人ビッグフットが存在している。

この雲の上に存在する人型はビッグフットそっくりだという意見が多く出たが、さすがにビッグフットが空を歩くことが出来るという事実はない。

また、幽霊ではないかとする意見も出たが、何にせよ問題の人影は雲と同じくらい、かなり高い所に出現しているため、もし地上に降りてきていたら巨人並みの大きさになってしまうはずである。

さて、この「雲の巨人」について、実は日本に類似の妖怪の姿が伝わっている。

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和歌山県で確認される伝説として「桂男」という月に住む妖怪が存在しており、明るい夜に月を見つめ続けていると、桂男に招かれて寿命が縮む、魂を抜かれてしまうと言うのだ。

この伝説を記した江戸時代の書物「絵本百物語」には、月の前の雲が人の姿をとって手招きしている様子が描かれている。今回撮影された「雲の巨人」に実によく似ている。

と言うことは、今回ミシガン州に現れたのは妖怪・桂男だったのだろうか?

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)