【懐疑論】「UFOフリート」八百長テクニック





UFOの大群というか船団というか、多数のUFOが大勢の人に目撃されるケースが増えている。

このようにUFOの大群が衆人環視の中、現れる現象を「UFOフリートケース」と呼ぶ。前項の矢追純一、飛鳥昭雄、山口敏太郎の眼前に飛来した数機UFOなどもマスコミ関係者十数名の前に出現した例であり、この「UFOフリートケース」のマスコミバージョンと言っても過言ではない。

UFOが群れをなして出現するのは、2004年のメキシコの事件が嚆矢だと思える。

2004年3月5日、突然メキシコカンペチェ州南部の上空に十数機(16機という説、11機という説がある)のUFO群が出現、偶然付近で麻薬密売の捜査を行なっていたメキシコ空軍機がこの様子を確認、UFO群が飛行する様子が赤外線カメラで撮影された。

UFO fleet over Mexico Jan. 27 2012, stabilized & edited

当初、メキシコ空軍機に搭乗していた空軍パイロットは、不意に上空に現れたUFOを麻薬密売組織のチャーター機だと思っていたという。この事件後、メキシコ国防総省は、軍用機がUFOを撮影したことを認めたが、それ以上のコメントは出されなかった。この映像は、YOUTUBEなどで世界中に拡散され、今も討論の的になっている。

さらに事件は、米国に飛び火する。

Strange UFO in the sky in Chelsea, New York 13 October 2010

米国のUFO飛来予言書・スタンリー・フラム氏は「2010年10月13日、ニューヨーク上空にUFOの大群が現れる」と予言した。この予言は大いに話題となったのだが、2010年10月13日、実際にNYマンハッタン上空に白いUFOが数機飛来、多くの人々が目撃、これまたビデオに撮影され、ネットにアップされている。




次に事件はわが国でも発生する。

2010年12月4日、横浜アリーナ上空に百機近いUFOが出現した。これも多くの人々によってカメラやビデオで撮影され、軽いパニックとなった。この時の写真を見たのだが、パソコン上にダウンロードし映像を拡大して見てみると、UFOはいずれも球形で、メタリックな材質で出来ているように思えた。

また、横浜だけではなく、新宿でも同様の事件が起きている。

2011 5 8 東京 新宿 未確認浮遊物体UFO 来襲?

2011年5月8日、新宿の上空に白いUFOの大群が出現したのだ。見上げている都民の中には「○○新聞に知らせて」「初めて見た!」絶叫する人までいた。これまた、騒動の様子がYOUTUBEにアップされ、当日のパニックの様子が公開された。

筆者はこのUFOフリートに関しては懐疑的であった。

カラスよけのために畑や田んぼで使用される銀色の風船を複数個、何者かが空中に放っているのではないか、と推測していたのだ。だが、よく見てみると、一個一個の飛行物体がそれぞれの方向に動いている。風に流される風船ならば、そんな動きは見せないはずだ。上空の風とは複雑な動きを見せると言う意見もあるが、それは遥か上空の話であり、我々の肉眼で見える上空数百メートルでは、一個一個が違う動きを見せるほど複雑な動きは出来ない。

中には、アメリカが作ったビームシップという小型のUFOであり、メキシコやNYの事件はこのビームシップの飛行実験ではないかという意見も出ている。

結局、「UFOフリート」に関しては明確な答えは出ていない。

但し、風船で再現できる球形のUFOの群れである限り、完全に本物とは言い切れない。再現不可能な特殊な形状のUFOが多数出た日こそ、地球に黒船(UFO)が飛来する日になるのだ。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)




 

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