バーのオーナー、ジャスティン・エリソン、バーテンダーのビクトリア・ブレビンス、バーの常連ウィラード・エッジ。彼らは皆、昼も夜もこの酒場、パーセル市のダウンタウン、メインストリートにある「ベル・スター・サルーン」にいる。
オーナーのビクトリアは「ここは活気に満ちています」と言う。3人は、100年以上前からあるこの建物で、奇妙な音や、不可解な動きをするもの、そしてよく勝手に電源が入るジュークボックスについての話題を語る。
私たちが話していると、案の定、音楽が流れ始めた。「誰もスイッチを入れませんよね」とエリソンは笑う。「みんなここに座っていたんでね・・・」
幽霊が隠れるのに最適な場所といえば、このような場所かもしれない。誰かが何かを見たとしても、別の種類の霊のせいだと思うかもしれない。
話は2025年2月19日に戻る。
ジャスティンが玄関を出ようとした時、バーの後ろで物音がした。「大きなバンという音がしました」と彼はその時の事を振り返った。
空のピッチャーが床に落ちていた。
「防犯カメラに映っているかもしれないと思ったんです。頭上の監視カメラが、それを捉えていました。重力だけでは説明がつきません。明らかに”投げた”んです」と彼は主張する。
「幽霊がいると思います。たぶん2、3人」とビクトリアは言う。
また翌日、同じバーの同じコーナーで、別のピッチャーがひっくり返り、花がこぼれた。
「これはもう説明できません」そう言うビクトリアは、その時すぐそばにいた。この出来事で興味深いのは、監視カメラの映像にピッチャーが自分で立ち上がっているのが映っていたことだ。「ここからここへと進みました」と、彼女は空のピッチャーを平らに置き、それを逆さにして見せる。
バーはそれ以来、ずっとにぎわっている。
すでに席の「端」にいたウィラードは、多くの説得を必要としなかった。「あのビデオを見たとき、すべて確信に変わりましたよ」と彼は言う。
来客者たちは、「幽霊」が有名なアウトローの女性本人ではないかと話している。他の人たちは、エリソンがトビー・キースの古いギターを壁に置いて以来、この1ヶ月で奇妙な活動が増加したとも指摘している。
幽霊についての想像は、酒が入るとともに夜遅くまで続き賑わう。とは言え、まばたきもせず、酒も飲まないカメラの映像が1つだけではないというのも不可解である。
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【文 にぅま】
画像 Google Maps / Google
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