妖怪・幽霊

【的場浩司の心霊体験】真夜中に女が1人で立っていた!





俳優・的場浩司は類まれなる霊感の持ち主だ。たびたび、不思議な体験をしており、番組等でその体験談を披露している。

アトラスでも過去に何本か的場関連の記事を掲載している。「透明な怪物、プレデターみたいなものを的場浩司は目撃した」「的場浩司が人面犬の噂を作った」などが代表的なアーカイブだ。

この話は、読売テレビ「ダウンタウンDX」で過去に的場が話したかなりヤバい話だ。

それは、まだ的場が20歳くらいだった頃、某ダムの水が干上がってしまい、底までもが見えるような状況になった時期があった。

「ダムの底を見に行こうぜ」

仲間数人と的場はそのダムを見に行くことになった。真夜中、山道を運転していると道端に女が立っていた。

「あの女の子、こんな時間にこんな山奥にいるのっておかしくないか?」

仲間たちとそんな話になった。ひょっとしたら悪い奴に騙されて、山の中で降ろされてしまったのかもしれないと思って、山道を引き返してみた。しかし、そこには女性の姿はない。

「大丈夫ですよー。悪い奴なんかじゃないですよ」

的場は『怖がって隠れているのかもしれない』と思い、仲間たちと大声を出して探したが女性の姿はどこにもいない・・・すると、女性の姿が見えた場所をよく見ると、たくさんの花束が置いてあったのだ。




「うわっ、ヤバいなぁココは!早くダムに行こうぜ」

仲間たちとそう言いながら、気を取り直して再びダムを目指した。しばらく行くと土砂崩れで道が塞がっており、右に行く道しかなかった。仕方なく右に行くと、またしても土砂崩れで道が塞がれており、右側にあった林道のような道に行くしかなかった。

「しょうがないなぁ。この道を行ってみるか」

そう言いながら、右は崖という細い道をひたすら走っていった。しかも、その道もとうとう行き詰まってしまった。さらに左を見ると墓場、右を見ると崖。

「オレ、怖くて運転できないよ」

仲間がそういったので、的場が運転を換わってバックで林道を下がり始めた。するとその瞬間、墓場の方から・・・

「ひょ、ひょ、ひょ、ひょ」

という、女の不気味な笑い声が聞こえた。もう恐怖心がマックスになり、アクセルをベタ踏みにして猛スピードでバックで逃げ出した。

ひょっとしたら女の霊に招かれていたのかもしれない。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『的場浩司 パーフェクト・ベスト