米国防総省UFOの調査を秘密裏に行っていたと発表!その影にはあの事件が…





アメリカの国防総省が2012年まで、秘密裏にUFOの調査を実施していたと16日、アメリカ国内メディアが報じた。

この調査に投じられた予算は約24億円、現在も調査は継続中であるという話も出てきている。

アメリカは過去に何度か軍が主体となり、国を上げてUFOの調査を行ってきた。アトラスでも紹介してきたプロジェクト・ブルーブックやプロジェクト・サイン、プロジェクト・グラッジがそうだ。

1940年代後半から続出したUFO目撃証言の急増を受け、検証を行うと共にUFOが他国で開発された兵器等ではないか、本当に地球外から来ているものだった場合いかに防衛すべきか検討する目的で結成されたものだった。だが、いずれもUFOは国防における重要な対象となり得ないとする結論が出ていた。

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F/A-18 Super Hornet Tracks Rotating UFO





だが結論が出てもなお、UFO目撃証言や動画や写真に捉えられた事例は止むことがなかった。民間でのUFO情報開示を求めるディスクロージャー・プロジェクトが発足し多くの軍人や政府関係者から目撃証言が寄せられ、注目を集めたことも手伝ったのかもしれない。

なお、最新の調査対象となったUFOは本アトラスでも紹介した2004年に空母ニミッツが捕捉、戦闘機が追跡する事となった円形の未確認飛行物体などが含まれているという。

2016年のアメリカ大統領選挙でヒラリー・クリントン候補が「UFO情報の開示」を公約に上げていた事も記憶に新しい。この公約も今回報じられた新たなUFO調査の結果を受けての事だったと考えれば納得がいく。

国防総省は、現在は他に重要な優先事項が出たため調査を終了していると述べているが、担当した元職員からは予算が無くなっただけで調査は続いているとの意見も出ている。また、計画を後押ししたハリー・リード元上院議員は自身のTwitterで内容を認め、調査について「科学と安全保障の問題」であり、米国がリードしなければ他の国がやっているだろう、とも述べている。

果たして新たなUFO調査結果は出てくるのか。アメリカ国内をはじめUFO研究家らは注目して見守っているという。

(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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