今までアトラスおいて漫画家に関する様々な話を掲載してきた。
鳥山明に影武者がいるとか、いがらしゆみこの名前がパナマ文書にあったことや、自転車の事故で漫画家が亡くなった事などを報じてきた。
最近人気の漫画家と言えば、とり野菜みそを使用した鍋のCMで注目されている東村アキコが思い出される。
彼女は「海月姫」「ママはテンパリスト」「東京タラレバ娘」などで人気を集める売れっ子漫画家の1人だ。そして主な作品は映像化され、漫画ファン以外からも注目されている。
この東村だが、ちょっとしたトラブルに巻き込まれたことがあった。
2015年、「月刊モーニング・ツー」(その後ウェブでも配信)で連載をしていた「ヒモザイル」と言う作品が強制的に打ち切られたという過去があるのだ。
作品がつまらなくて打ち切られたわけではない。主夫をヒモと称した表現が、男性差別だとか、男性をバカにしていると批判を受けてしまい、中途半端な形で終わらざる得なかったのだ。
この手の性差別だが、それまでは女性への差別批判が多かった。だが、この時は男性差別と言う概念も大きく変わってきており、多方から批判を受け連載中止を余儀なくされたのだ。
いやはや時代が流れてしまったものだ。今や女流漫画家が描く男性像が男性差別であると解釈され批判を浴びる形になっているのだ。
(串田圭 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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