業界のウワサ

『家、ついて行ってイイですか?』取材中、山火事発生!怒涛の展開に唖然…





8月22日に放送されたテレビ東京系のバラエティ番組『家、ついて行ってイイですか?』にて、スタッフが取材に訪れた石川県七尾市能登島にて山火事に遭遇。その模様を余すことなく放送し、一夜経った現在も各方面で話題になっている。

『家、ついて行ってイイですか?』は番組スタッフが全国へ飛び、出会った住民と交流を図り最終的にご自宅へお邪魔するという旅番組である。

7月28日、番組スタッフは石川県七尾市能登島向田町を訪れ、この日たまたま行われていた日本三大火祭りの一つである「能登島向田の火祭」に参加することになった。向田の火祭は住民たちが火のついた松明を手に持ち、中央に設置した高さ30mの巨大松明に投げつけ点火。巨大松明が倒れた方向によって豊漁や豊作を占うというお祭りである。




今年は豊作を示す山側に倒れたのだが、それは想像もしていなかった災禍の始まりだった……!

この日、能登半島は日本列島に接近していた台風12号の影響で強風が吹いたことで、火の粉が1キロ離れた山に降り注ぎ、山火事を発生させたのである。当然、お祭りは中止となり、消防車が出動し消火活動にあたるという、とてもバラエティ番組とは思えない、まるでニュース番組のスクープ映像が撮影されたのである。

この山火事は翌日の新聞で大きく取り上げられたのだが、山火事発生当時にその一部始終をカメラに収めていたのは『家、ついて行ってイイですか?』スタッフだけであったという。

幸いケガ人は出なかったが、ヤラセなし本物の「事故映像」だったため、スタジオでVTRビビる大木、おぎやはぎの矢作もただただ驚くばかりだった。




なお、この日の放送は「山火事」だけではなく、東京都墨田区でUFO・宇宙人を研究しているという76歳の謎の老人が登場。「宇宙人のルーツはカッパである!」と熱弁をふるうなど、こちらも何と言うか「放送ギリギリ」の内容だった。

この日の『家、ついて行ってイイですか?』は山火事あり、UFO&宇宙人あり、と終始ハチャメチャな印象だった。なお、ネットでは「とんでもない神回だった」と大評判になっていたらしい。

関連動画
七尾市能登島で山林火災「向田の火祭」飛び火か 2018.7.29放送

(文:アリナックス城井 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『家、ついて行ってイイですか? | テレビ東京』公式HPより