タグ:絵本百物語
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鍛冶が嬶は江戸時代の書物「絵本百物語」にて紹介されている妖怪である。 ある旅人が夜中に山越えをしようとしていたところ、山道で狼に遭遇。慌てて高い木の上に逃れるものの、狼達は互いに肩車しあってどんどん上の方へ登ってい…
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蛇は昔から非常に執念深い生き物であると考えられていたため、もし捕まったりして半殺しにでもされようものなら、必ずその仕返しをするためにやってくると考えられていた。 例えば草むらに追い込んで棒で打った人には毒気を吹きか…
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江戸時代の書物「絵本百物語」にて紹介されている妖怪、もとい馬の怪異である。 加賀国小塩の浦(現石川県加賀市)にいた馬飼いの塩の長司は、馬三百頭を持つほどの長者であった。しかし彼は非常に悪食であり、飼っていた馬が死ぬ…
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老人火も江戸時代の書物「絵本百物語」にて紹介されている妖怪である。 信州(現在の長野県)と遠州(現在の静岡県)の県境にて、雨の夜に現れるという謎の怪火。 常に老人とともに現れ、水をかけても消えない…
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天火は江戸時代の書物「絵本百物語」にて紹介されている妖怪である。 天火は数ある怪火の中でも、ある意味一番恐ろしい妖怪と言えるかも知れない。何故なら、天火の炎は時に全てを燃やし尽くす業火となるからだ。 …
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寝肥(ねぶとり)は江戸時代の書物「絵本百物語」にて紹介されている妖怪。 日中は普通の、場合によっては絶世の美女なのだが、夜になって眠りについた途端に豹変する。 体がどんどんと膨れあがり、異常なまでの肥満体にな…
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「死神」と言われれば、皆さんはどのような姿を思い浮かべるだろうか・・・ フードの付いた大きな黒いマントないしはコートのようなものを着込み、骸骨ないしはドクロのような顔をして、手に大きな鎌を持っている…