先日アトラスでも紹介された、東京都あきる野市のプールにて起きた謎の切り裂き事件。幸い、いずれも被害者は軽傷だったとのことだが異様な事件に人々は気味悪さを感じているという。
今回の事件は恐らく人為的な、悪質ないたずらであると考えられているが、海外では海水浴場で人々が何者かに襲われるという事件が過去に起きていた。
1987年、フランスのビスケ湾レ・サブレ・オロンの南にある浜辺に、突如半魚人が現れるという事件が起こった。当時ビーチは海水浴客で賑わっていたが、半魚人は手にした大きな槍を振り回してひとしきり暴れた後に海中に消えていったという。非常に衝撃的な事件であるが、内容も含めて流石に荒唐無稽すぎるため、現在では完全な創作ないしは誇張されたものではないかと考えられている。
しかし、1972年にカナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるテティス湖にて、二人の子供が半魚人に襲われるという事例が起きている。目撃者のスケッチもによると、大きな目と耳、河童のようなくちばし状の大きな口、全身に鱗があり手足には水かきがあったという。
アメリカで目撃されたカエル男やハニースワンプ・モンスターなど、全身に鱗のあるモンスターも無いわけではない。また、世界各地に水辺や海に棲息しているという人型の未知生物の伝説や目撃情報は存在している。
もしかすると地球上の何処かに半魚人のようなUMAが実在しているのかもしれない。
もっとも、可能であればコミュニケーションをとることのできる、友好なものであってほしいものだが。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)