【妖怪ウォッチ研究序説】骨になっても綺麗でいたい「しゃれこ婦人」と「骨女」

※本コラムはゲーム作品「妖怪ウォッチ1~3」 をアカデミックに解析し元ネタの特定ほか妖怪伝承について解説し ていくコーナーです。

プリチー属に入り、顔こそ恐ろしいドクロだが、いずれも明るい色調のゴスロリファッションにド派手なメイクをしたがいこつ妖怪たち。




どの妖怪も自分のファッションセンスに一家言あるようで、カラカラさんは「気に入った人にとりついては、自分と同じファッションセンス」つまり、ゴスロリ愛好家にしてしまうようだ。実際にストーリーでも地味めな女の子をオシャレな子にイメージチェンジさせるイベントに出てきている。

しゃれこ婦人 動画

ひとりでに動き出し、踊るガイコツの姿はホラー映像などでもおなじみだ。どちらかというと海外の妖怪のイメージが強いが、動くガイコツ妖怪は日本でも昔から想像されていた。江戸時代の絵師・鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』にはそのものズバリ『骸骨』が妖怪として紹介されている。また、同じ本には「骨女」という女性の妖怪も描かれている。

こちらの妖怪は、生前のように美しい着物を着ており、牡丹の飾りがついたちょうちんを片手にある人の元を訪れているようだが、その姿はガイコツそのもの。しかし、骨女を好きになってしまった人には骨女が生前の時と同じく、美しい女性の姿で見えてしまうのだ。

この骨女は『伽(おとぎ)ぼう子』として紹介され、現在でも『牡丹灯籠』という名前で語り伝えられている有名な怪談のワンシーンを妖怪としたものなのだ。

(黒松三太夫  ミステリーニュースステーションATLAS編集部 寄稿・ミステリーニュースステーションATLAS)
しゃれこ婦人





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