古く、歴史のある建築物には、その積み重ねてきた歴史の分か、幽霊が住み着く事が多いとされている。
特にイギリスでは、城や邸宅などの遺跡には必ず幽霊がいると言われており、逆に幽霊の出ない古い建物は価値が低いとまで言われている。
先日、イギリスはウェストヨークシャー州に存在する17世紀に建てられたイースト・リドルスデン・ホールにて、奇妙な動画が撮影された。もともとこの建物には昔から幽霊が複数出現し、怪奇現象が起きることで知られていた。今回の動画は海外の心霊研究家でありゴーストハンターであるマーク・ヴァーノン氏が調査に訪れた際に設置したカメラに撮影されていたものだという。
動画では、当時のままの様子を再現した部屋が写し出されているのだが、そこに奇妙な半透明の物体が現れ、蛇行しながら画面を横切っていくのである。半透明の物体は輪郭がぼやけた茶色い雲のようなものであり、緩やかな起動を描いて上下に揺れながら動いていく。
生物的な動きに思われるが、輪郭がはっきりしておらず姿が確認できないことから、カメラの近くを横切った虫などであるという可能性は低いようだ。もし、ピントが合っていないだけだったとしても、このように映ることはないという意見が上がっている。
調査を行ったヴァーノン氏によれば、調査でこの建物の中に入ってものの10分もしないうちから、謎の物体が彼らの後を付けてくるなどの奇妙な現象が起きていたという。と言うことは、この動画に映ってしまった謎の物体は、彼らが見ていたものが記録されてしまったものなのだろうか?
他にも、この屋敷の中には複数の幽霊が存在していたとヴァーノン氏は語る。
今後も調査を重ねることで、この屋敷の中に潜む幽霊達の正体が明らかになっていくのだろうか。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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