8月1日、女優の有村架純の公式インスタグラムが公開された。ところが、開設と同時に有村ファンの間では動揺が走っていた。
「有村架純」を名乗るインスタグラムのアカウントは2014年7月より投稿をはじめており、フォロワー数は170万人以上を超えていた。実は2014年に開設された有村架純のアカウントはファンが勝手に作った偽のアカウントであり、およそ2年以上に渡り投稿を続けてきたというのだ。
しかも偽の有村架純は本家の登場後、「今まで騙して申し訳ありませんでした。私のアカウントは公式ではありません。偽物です」と告白し「これからはファンページとして有村架純のTwitterやブログの写真を載せていきたいと思っています」と開き直りとも言える大胆方向転換を行ったのだ。
しかし、この発言により騙されたファンは偽有村のアカウントに苦情に書き込む自体となり、8月2日未明、偽有村のページは削除され跡形もなく消えてしまった。
有村の事務所側は以前より「最近、有村架純本人になりすましたTwitterやインスタが存在します」と注意喚起を行っていたが、クオリティの高さから気付かない人が多く、着々とフォロワー数を稼いでいたという。
もちろん投稿された画像は掲載許可を得ていないため著作権法違反となるが、それを抜きにしてもファンアカウントとしてのクオリティは高かったために削除に対し「ちょっと残念」という声も相次いでいる。また、一部では存在に気づきつつも2年近くも放置を続けていた有村の事務所側にも問題があるのでは?という声もあり、騒動は収まりそうもない。
また有村のネット騒動はこれだけではなかった。今年7月21日、「AAA」のNissy(西島隆弘)のミュージックビデオに恋人役に有村架純が出演というニュースが一部のネット媒体で発表されたが、実は誤ってフライング発表されたものであり当日一斉に削除されるという出来事もあった。
管理できていない周りの責任なのか、有村架純はどうもインターネット関係のトラブルに巻き込まれやすい環境にあるようだ。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)