皆さんはマンションやアパートのドアの横に貼られた怪しいシールや文字を見たことがあるだろうか。

 玄関につけられるシール・文字は、訪問販売業者や一部の窃盗犯が使っている仲間同士で情報交換するための暗号なのだ。元々、サンカや徘徊する遊民が、定着して生活する常民に対して使っていた門に刻む記号の名残かと推測される。




 幾つか記号の意味が解析されているので紹介してみよう。【黒いシール】は「住民は男性、インターホンを押しても出ない、厳しくて売れない」という意味であり、【白いシール】は「住民は女性 インターホンに出る、話を聞いてくれる」という意味である。さらに【黄色いシール】は「他社を使用、押しに弱い、赤ちゃんがいる」という意味であるという。◎マークや○マークは、契約が成立したという意味であり、◎◎◎◎はなんでも買ってくれるカモという意味なのだ。

 このドア横のシールやマークと違って、街中にも怪しいシールやマークが溢れている。

今、筆者が観察しているのは、「BNEシール」である。「BNEシール」とは、白地にB・N・Eとアルファベットが記されたシールであり、街角の配電盤や、電柱・ロッカー・ビルの壁に貼られており、貼っている目的も製作者も不明である。

 筆者が確認しただけでも、 歌舞伎町、新宿face内部、新宿三丁目、恵比寿、乃木坂、渋谷、池袋、地下鉄の某駅と9箇所にも及ぶ。 先日、友人から「BNEシールの黒幕は山口敏太郎であり、敏太郎ネットワークエナジーの略称ではないのか」と指摘を受けたが、とんでもない。筆者は莫大な清掃料金が請求される”街角シール”などを貼る程、馬鹿ではない。




 この手のシールは他にもあり、筆者が渋谷と本郷で確認している「力士シール」は、一部の愛好家から妙な人気を集めている。単に力士の顔をシールにしただけなのだが、なんとも愛嬌があって、剥がして持ち帰る者もいるほどだ。さらに、福岡ではパンダを描いた「パンダシール」も確認されている。

 これらの街角シールの意味は未だ解析されていないし、製作者も判然としない。デザイナーの売名行為であり、落書アートと関連が深いとの説もあるが、名乗り出た途端にあちこちから莫大な清掃料金が請求されることは間違いなく、売名行為には利用できない。

 では、一体誰がなんの目的でやっているのだろうか。謎は深まるばかりである。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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