芸能都市伝説

毒蝮三太夫が大チョンボ!?生放送中に元『笑点』メンバーを故人扱いに?





6月20日、TBSラジオの長寿人気番組『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』において生きている人を誤って「故人」と紹介する事故があった。

『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』は毒蝮三太夫が1969年から担当している長寿番組で毒蝮が全国の会社や工場、スーパーなどに行き訪問先に集まった観客とトークを行う人気番組。毒蝮の「ババア」「ジジイ」という毒舌キャラはこの番組からはじまったものだ。

この日の訪問先は東京都世田谷区の祖師ヶ谷大蔵駅近くの青果店。祖師ヶ谷大蔵はかつて円谷プロの本社や東宝の撮影所があり毒蝮が隊員役でレギュラーを勤めた『ウルトラマン』はこの地がメインで行われていた。放送ではウルトラマンの思い出とともに街を歩く毒蝮ファン必聴の内容であった。

そんななか毒蝮は「ここはね。スタジオが近いから三船敏郎さんや黒澤明さんも住んでたんだよ。そんでね。『笑点』で俺の次の次くらいの座布団運びの松崎真(俳優)もこのあたり住んでたんだよ。『ここは俺のシマだ』なんつって。そんな真も死んじゃったけどさ」としみじみ語った。

しかしこれは毒蝮の記憶違いで松崎真氏は御年84歳でまだまだご存命である。放送中では特に訂正などされなかったようだが、松崎氏の座布団運びに馴染みが深い世代(1971年~1984年)は思わず驚いてしまった人も多いという。まさに「びっくりしたナァ、もう!」である(当時の司会・三波伸介のギャグ)。

ちなみに松崎真氏の死亡説はこれにはじまったことではない。

松崎真は自己紹介時に「手を挙げて横断歩道を渡りましょう」という決めゼリフを披露していたが笑点降板後、交通事故で亡くなったという噂が一部で広まったことがある。

「横断歩道で車に轢かれた」「交通ルールを守らなかった子供の身代わりになった」という説が当時の小学生の間で大流行していたというのだ。もっともこれはただの噂でその後、松崎真は個性派俳優として活躍していた。

(玉川談洲朗 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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