【動画】500年前に退治された「吸血鬼」の墓が発見された!

昼間は眠っているが、夜になると人を襲い、血を吸う『吸血鬼』は西洋の妖怪でも有名なものだろう。

コウモリや霧に姿を変えて夜の空を飛び回り、銀の銃弾以外には傷つけられる事もない。反面、ニンニクなどのにおいのきついものや、十字架などの聖別されたもの、日光に弱いとされている。




夜の吸血鬼を退治するのは至難の業だが、昼間ならば退治はたやすい。不老不死の存在である吸血鬼だが、昼間は墓場で普通の死体のように眠っている。なので、昼間のうちに吸血鬼の潜んでいる墓をあばき、心臓を杭で打つと滅ぼすことが出来ると言われていた。

このたび、ポーランドのカミエン・ポモルスキにてある墓が発掘された。その墓には、「吸血鬼を退治した」痕跡が残されていたのである。

吸血鬼はその牙で血を吸うと言われていたため、口には噛まれないように大きな石がつめてあり、動くことが出来ないように頸骨と大腿骨が折られていた。また、心臓に杭を打ち込んだ痕跡か、肋骨や胸骨、背骨の一部が折れていたという。

墓地を管理している地元の教会関係者は、この人物が16世紀に埋葬されたものだという。

勿論吸血鬼は伝説や創作の中の登場人物だが、吸血鬼の伝説が生まれた背景には、西洋の土葬の習慣が関連しているとされている。一般的に火葬にされる日本と違い、西洋では死体をそのまま埋葬する土葬が多い。




その死体が、死蝋化など何らかの要因で腐敗していないような見た目になってしまった場合、原理を知らない当時の人々は「死んだはずなのに生きているような状態である」=「人ならざる化け物になってしまった」と考えたのではないかと言うことだ。

また、当時の人々は大量出血すると死に至る事から、逆に常に血を取り入れていれば死ぬことも無いのではないかと考えていた。これらの事象から吸血鬼の伝説が生まれたのではないかと見られている。

この墓に埋葬された人物も、亡くなって後に墓を暴かれた所、腐敗が進行していなかったか、死蝋化していたために吸血鬼とみなされて「退治」されてしまったのだろう。

この遺体は、現地の博物館で吸血鬼伝説を示す貴重な資料として展示されている。

※写真はYOUTUBEからのキャプチャ

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部

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