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人口の半分が聴覚障害者、トルコの人里離れた村の未解明ミステリー

トルコの丘陵地帯にある村には、科学者たちが説明に苦慮している現在進行中の摩訶不思議が・・・

トルコの首都イスタンブールから450マイル離れたゴコバ(Gokova)という、人口わずか120人の小さな村には、長く続いている謎がある。

理由は不明だが、この村の全人口の半数近くが耳が聞こえず、言葉も話せないのだ。

「コミュニティとしては手話に頼ることを学んできましたが、部外者はコミュニケーションに苦労します」「健常者はほとんどいません」と地元村長のエユップ・トズンは言う。

近親交配が原因だとする科学者もいれば、飲料水に含まれる化学物質が原因だとする科学者もいるが、なぜこのようなことになるのか正確な理由はまだわかっていない。

「私には障害のある子供が4人いますが、そのうちの1人には3人の子どもがいますが、全員耳が聞こえず口もきけません」と地元住民のサティ・トズンは述べた。「義理の姉にも障害児がいます。この村は完全に機能していません」

この現象は、2012年にオーストラリアのある村で発見されたものと似ている。そこでは、何世代にもわたる近親交配が無数の奇形や健康異常を生み出していた。しかし、このトルコの村で同じようなことが起きているかどうかは謎のままである。

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【文 イトフゆ】

Photo credit: Sharon Hahn Darlin on Visualhunt