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空手家「角田信朗」 いじめられっ子がブルース・リーにハマり開花させた能力

角田信朗は、レフェリー、K-1競技統括プロデューサー、タレントなどで活躍する空手家である。

小学生の頃にブルース・リーの映画、そして中学生の頃には漫画『空手バカ一代』を読んで格闘技に憧れ、高校時代に本格的に空手道場へ入門。1991年に総合格闘技団体「リングス」へ参戦したことで格闘家としてデビューを果たした。

格闘家としてのデビュー以来、CMやバラエティ番組への出演に留まらず、ドラマや映画にも役者として出演、さらにアニメなどの主題歌の歌唱や声優も担当し、現在ではボディビルダーとしても活動している。また、現在は塗り替えられているが、かつては1分間にバットを54本折るという世界記録を樹立し、ギネスに認定されたこともある。

屈強なイメージが強い角田だが、少年時代は体が病弱だったということもありいじめられっ子であったという。

当時は非常にやせ細った体をしており、クラスの番長に目を付けられたり、仲間外れにされて過ごしていたり、といった経験を持っており、そうした反動が空手家の道へと一念発起する大きな要因になったという。

また、彼は英語が堪能であり、外国語大学出身で英語の教員免許も所持しているという。

英語が得意になったきっかけは、前述したブルース・リーの映画の影響だった。小遣いをもらってはブルース・リーの映画を観に映画館へ足を運び、サウンドトラックのLPも買い込み、作品のセリフを英語そのままで再現できるほどにのめり込んでいた。

英語でのセリフ再現が功を奏したのか、中学時代には英語の教科書を読まされた際に教師から「うまいね」と褒められ、よりLPを聞き入るようになっていったという。こうした経緯から、英語は得意科目となっていったが、意外にも英語留学は一切しなかったそうだ。

【参考記事・文献】
https://kakuda-nobuaki.com/profile/
https://www.oricon.co.jp/news/2049632/full/
https://news.yahoo.co.jp/articles/eef8ad57102a757b68545067bd44e4ed349a4bb9
https://www.kouenirai.com/kakeru/magazine/ma_turning_point/3447
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12117738902
https://news.mynavi.jp/article/20120903-kakuta/

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【文 イトフゆ】

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