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放送禁止用語!アイドル時代の「松本明子」が謹慎になった「お✖✖こ」事件

松本明子は、タレント、司会、女優などで活躍する人物。もともと、アイドルを目指して地元香川から上京し、1982年、『スター誕生』第44回決勝大会にて本田美奈子や徳永英明を退ける形で見事に合格をした。

『ズームイン!!朝!』でも大々的に紹介されたものの、デビューしてから全く売れず、仕事が余りになさすぎて堀越学園を3年無欠席で卒業したという逸話もある。

のちにバラエティに進出し、モノマネなどでブレイクを果たすなど活躍の場を移した松本であるが、この直前に彼女は謹慎処分を受けており、復帰してからバラエティ番組に出演するようになっていった。

謹慎処分のきっかけとなったのは、通称「四文字事件」と呼ばれる出来事だ。

1984年、ラジオ番組「鶴光のANN」と深夜テレビ番組「オールナイトフジ」の同時生放送が行なわれた。

売れないアイドルだった松本(当時17歳)はこの当時、バイセクシャルの男性と付き合っており、その人物が片岡鶴太郎と笑福亭鶴光から、交際相手の名前をばらされたくなければカメラに向かって『ある言葉』を言えと言われた。

その言葉は、いわゆる女性器を表す4文字。

しかし、当時彼女はその言葉の意味をよく分かっておらず、「言えば売れるかもしれない」と鶴光からそそのかされたこともあって、よりにもよって大声でその言葉を叫んでしまった。

その途端、スタッフ一同が凍り付き、フロアのADのインカムからも「松本明子撤収しろ!つまみ出せ!」という声が漏れるほどの怒号が飛び、彼女は羽交い絞めにされてスタジオから締め出されてしまった。

鶴太郎も鶴光も、まさか言うとは思っていなかったようであるが、この出来事は翌日の一般紙の社会面にて「新人歌手『放送禁止用語発言』」などと出てしまうほどおおごとになった。

これによって、彼女は翌日以降の仕事を全てキャンセルされ、2年ほど謹慎するはめになってしまった。彼女が、くだんの4文字の言葉の意味とその怖さをハッキリ知ったのはそのあとのことであった。

因みに、この時彼女が叫んだのは正確には”四文字”ではなく、3回繰り返したため”十二文字”だった。

【参考記事・文献】
https://www.lmaga.jp/news/2022/09/521339/
https://itzmysnow.com/matumoto-akiko-ziken-housoukinshi-episode-2022423/
https://www.asagei.com/excerpt/329753
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/05/06/kiji/20220506s00041000470000c.html

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【文 ZENMAI】

画像『Myこれ!Liteシリーズ 松本明子