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「デイリーヤマザキ」は店舗数第6位…なぜ『日本五大コンビニ』の一つなのか

デイリーヤマザキは、日本のコンビニエンスストアチェーンの一つ。現在は、山崎製パン内のデイリーヤマザキ事業統括本部が運営しているコンビニであり、パン類が充実したコンビニとして知られる。

山崎製パンといえば、「カビないパン」ということで添加物まみれであるという情報が一部界隈で強く唱えられているが、食品衛生法の基準は守っていることや、衛生管理を徹底していることなどから、いわゆる”食べてはいけない”という主張に対する反論がたびたび展開されている。

その一方で、東北、熊本、そして能登半島の震災において食糧支援のパンをトラックで運ぶことが話題となり、真っ先に被災地へ食料を届けるということから称賛の声があがっているのも事実である。

ヤマザキといえば、こんな都市伝説も囁かれている。1981年から開催されている販促キャンペーン「ヤマザキ春のパンまつり」をご存じのかたも多いだろう。パンをはじめとした数種の製品に点数シールが貼られており、一定以上の点数を集めることで「白いお皿」がもらえるというものだ。囁かれている都市伝説とは、この「白いお皿」に関してのものだ。

それによると、パンまつりの白いお皿は「2回から落としても割れない」「隕石から取れた成分でできている」というもの。これは通常の陶器の皿よりも実際に白いお皿が強度を持っていることに起因した噂に過ぎないが、もっと派生したもので「余ったお皿を割るバイトがある」といったものまであるようだ。

そんな割れにくい皿を割るのだから、さぞ骨を折ることだろうとは思えるが、実際は過不足なく仕入れる徹底した予測が行なわれるため、余るということもそうそうないらしい。因みに、製造元はフランスであり、「日本の”奇祭”によって(製造元である)フランスの村が救われている」といった噂もあるようだ。

さて、そんな山崎製パンを大元とするデイリーヤマザキだが、コンビニ業界では、日本五大コンビニの一つと称されているにも拘らず、実は日本国内の店舗数では6位となっている。

6番目なのになぜ五大に含まれているのかと不思議に思われるかもしれないが、実は第5位のコンビニチェーンにその理由がある。

問題の第5位は「セイコーマート」。主に北海道で展開されているコンビニであり、茨城県や埼玉県にもごく少数ながら存在する。いわば、北海道のローカルコンビニと言って良い。

要するに、あくまで”全国展開”という意味ではセイコーマートは含まれないため、デイリーヤマザキが5番目のコンビニチェーンとして扱われているというわけだ。とはいえ、ほぼ北海道だけであるにもかかわらず店舗数第5位を誇るセイコーマートも凄まじい。

【参考記事・文献】
https://x.gd/cTLZv
https://i-fields.jp/reputation/yamazakibread/
https://news.yahoo.co.jp/articles/df998c8b2dc657a89ca8356daf3aa0daf8a45e23

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【文 ナオキ・コムロ】

画像 ウィキペディアより引用