UFO

バルト海の底にソナーすら遮断する「宇宙船」か、「ナチスの地下壕」が存在

2012年7月、スウェーデンとフィンランドに挟まれたバルト海300フィート(約91メートル)の海底に奇妙な物体が沈んでいる事が発覚。

ソナー画像には水中構造物を示しているように見える結果が表示されていた。まるで長い距離を大きな何かが滑っていったように見えたため、ダイバーが現場にいって潜水調査を行う事にした。

その結果、階段やコンパートメント、未知の物体の表面下にあるトンネルや通路の可能性のある物体が確認された。

海中で調査を行っていたダイバー達はセンサーと写真機器の両方が故障しており、機器が正常に作動していないことに気づいた。謎の電気的干渉が原因で、充電したばかりのバッテリーを消耗してしまい、詳しく調査することができなくなったという。

更にその物体はソナーをブロックする能力があった事が明らかになった。これらの事実から、バルト海の海底で発見された謎の海底地形は海に墜落したエイリアンの宇宙船ではないか、またはナチスの秘密地下壕ではないか、という奇想天外な説がうわさされることになった。

この海底地形がエイリアンの宇宙船である可能性を最初に指摘したサイモン・アンドリュース氏は、「第二次世界大戦中にアドルフ・ヒトラーが推進した秘密の軍事プロジェクトによる円盤形の飛行物体」であった可能性を指摘。他にもアトランティス等の海底に沈んだ古代遺跡説など、様々な説が唱えられているが、一方で氷河の堆積物に過ぎないという説もあるようだ。
例えばストックホルム大学の地質学准教授であるVolker Brüchert氏は「何千年も前の氷河期に形成された地形」だという説を上げている。

果たして、バルト海で発見された謎の海底地形は本当にUFOなのか、地下壕なのか、それとも単なる変わった地形なのだろうか・・・

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 enigmadigest / YouTube