イルケストンという地域にあるカーター夫妻が家の外にクリスマスツリーを設置していたところ、奇妙な生物が姿を現した。
「裏庭に信じられない生き物がいるから、早く窓のところに来るようにと妻が叫んだんだ」とカーターさんは振り返る。そこには前足二本で逆立ちしながら器用に走っているキツネの姿があった。
その奇妙なキツネは45分ほど裏庭に留まり、夫婦が餌をやろうとすると逃げ出してしまったという。特に逆立ち状態にもかかわらず驚くべき早さで駆け抜けていったのが印象に残っているそう。「尻尾を垂直に立て、頭を前に出した状態でそのまま歩き去る姿はとても不思議でした」 と、彼は語る。
幸いなことに、彼は携帯電話でこのキツネの様子を撮影することができ、動画はSNS上で大きな反響を呼んで拡散されることになった。
このキツネがなぜ前足で二足歩行するに至った原因は不明だが、問題の映像を見た野生動物の専門家によれば、キツネが怪我をしているようには見えないそうだ。その上で二足歩行に適応しているようなので、この状態を引き起こす原因になったのはかなり前のことだろう、と推測されている。
(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 The Telegraph / YouTube