【政治都市伝説】山本太郎　生放送に乱入して暴れ回った幻の放送事故

山本太郎は、れいわ新選組代表として活動する政治家。

政治家へ転向する以前は、タレントや俳優として活躍しており、特にバラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ』内の「ダンス甲子園」（1991年・当時16歳）に出演したことをきっかけに芸能界入り、同番組では「メロリンキュー」という一発ギャグの披露などで注目を集めた。

なお、番組出演によって学校との関係が悪化し、「番組出演をしないか、自主退学をするか」という選択を迫られた末に高校中退となった。

彼と親しい間柄の人物に伊集院光がいる。1992年に両者は相撲部屋が舞台のドラマ『まったナシ！』で共演。お互い力士役で出演をしたが、リアリティを出すためにと厳しい稽古を受けた山本が、「別に力士になりたいわけじゃない」と指導者に食って掛かったことで伊集院は彼を気に入るようになったという。

そんな中で、山本が起こした大ハプニングが起こった。

当時、昼の帯番組として放送されていた生放送番組『素敵な気分De！』（TBS）にて伊集院は司会を務めていた。だが、伊集院当人としては場違いな時間帯を任せられたということもあり、どのように番組をこなしていくか悩んでいた。

ある時、酒に酔った伊集院が山本に、「あんな番組壊れちゃえばいいのに」とグチったところ、山本は「じゃあオレがぶっ壊す」と言った。

するとその翌日、番組の生放送中に覆面を被った人物が乱入、模造刀でゲストやカメラを襲うという放送事故が起こった。

この覆面の不審者は山本本人であり、警察の取り調べを受けて半年間の芸能活動謹慎になったという。

のちに、山本は取り調べでも伊集院の名前を出すことは一切無く、伊集院も不審者が山本であることを番組で明かすことはしなかったという事情が、伊集院自身のラジオ番組で明かされたという。

なお、番組自体視聴率が非常に低かったということから動画が残されておらず、事件を含め番組自体が幻となっているという。

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