台湾のオハゲです。
さて、今日は台湾の整体院について書きます。最近3週間くらい腕の筋肉が痛くてかなわないなあと思っていたのですが、ふと、以前お世話になった整体院を思い出して、行ってきました。
入店して「腕」とだけ、スタッフの方に告げると腕を温かいタオルで温めてくれます。しばらく待つと年配の女性の先生が来て、何も言わずに腕を回すと、たぶん関節からポキッと音がして「はい、入った。もう来なくていいですよ。重いものを持ったでしょ?」と言って、立ち去りました。
この間、2、3分です。あれえ?筋肉の問題じゃなかったようです。とにかく完治しました。
ちなみに料金は一回一か所100元です。現在のレートで400円くらいで、こちらでお弁当がだいたい100元です。
わたしは以前、ジョギングにはまって、ガンガン攻めて、毎日10キロくらい走ることを続けていたのですが、その時に膝を痛めてしまい、信号を渡るのも、「渡り切れるかな?」とドキドキするほどでした。
そのことをスポーツ好きの学生に話したところ、「台南中の整体院を試したけど、ここ以外効き目なし」と勧めてくれたので行ってみたのがきっかけです。
そこを訪ねて、施術を受ける前にはまず、症状を説明するものだろうと、ドキドキしながら説明を始めると「うるさいねえ、いま、見ているんだから、静かにして」と叱られてしまいました。
先生はまるで透視でもしているのかと思うくらいに黙々と、施術してくれます。ちなみに膝の時は2回なので200元でした。もちろん完治です。
施術中は先生が口をすぼめて「ひゅー、ひゅー」と言うのに合わせて、引っ張ったり、ぐるぐる回したりします。かなりの荒療治で、涙が出るほどです。台湾では女性の先生のほうが荒っぽいようです。
紹介してくれた学生とも話したのですが、あの「ひゅーひゅー」は何か気でも送り込んでいるのかと思うくらいとても不思議です。ちかみつさんの指パッチンみたいな感じでしょうか。
去年バイクで転倒した時もお世話になりました。腕が上がらなくなり訪ねたのですが、「あなた五十肩もありますね」と言われました。確かにそうでしたが、もう一年以上そんなだったので、すっかりあきらめていたのですが、何回か通って幸運にもどちらも完治しました。
なにも言わなくてもどこをどうしたらいいのかわかるようなのがとても不思議です。中国四千年の歴史なのでしょうか。ちなみに、台湾のどの先生もこんなチカラがあるわけではないようです。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 台湾のオハゲさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)