呪術・魔法

1億色の色を見ることができる「超能力」を持つ女性

アーティストのコンチェッタ・アンティコさんは、「他の人とは違う世界」を見る事ができる目を持っている。

彼女は10年ほど前、自分が見ている視界が他の人と比べて「驚くほど豊かに彩られている」ことに気がついたという。彼女は周囲の人が見る事のできないほど多くの色彩を「見る」事が出来たからだ。

彼女はいわゆる四色型色覚(tetrachromat)の持ち主である。なお、普通の人は赤・緑・青の光を感じる錐体細胞を持っていて、それぞれが色を感じる事で色覚を得ている。しかし彼女は「4色の受容体」を備えているため、他の人よりも多くの色を見る事ができるという。

通常、人間が確認できる色は100万色だが、四色型色覚を持つ人は1億もの色を見ることができる。なお、四色型色覚は女性に現れる特徴であり、女性の12%がこの色覚を有しているという。

四色型色覚の人は、些細な色の違いも確認する事ができる。そのため、日常の物事の中にある微妙な色の違いを見出すことが可能となるとのことだ。この能力を無意識のうちに、または意図的に利用してアートやデザインの世界で活躍している人物も多いという。

アンティコさんも現在はアーティストとして活躍しており、「自分が見た世界をそのまま」描くため彼女のアートは非常に華やかで高い評価を得ている。アンティコさんは自身の絵や色覚について、次のように語っている。

「私は他の人と同じような世界を体験していないことを知りませんでした。私にとって世界はいつもとてもカラフルだったんです。私はいつも、とても不思議な世界に生きているような気がしていました。私はいつも自然の中を探検し、複雑な部分を見ようとしていました。なぜなら、あらゆるものの細部が私には見えるからです。私はの絵はとてもカラフルと言われるけれど、実際に見たものをそのまま描いているだけです。もしピンクの花に、突然ライラックやブルーの色が入っていたら、それは私が実際に見たものなのよ」

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 BBC / YouTube

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