呪術・魔法

ユリ・ゲラーの能力はCIAも認めていた!?

 ユリ・ゲラーは昭和の頃、度々来日し、日本中に超能力ブームを演出した偉大なエスパーである。40代以上ならば、スプーン曲げを誰しもやったはずである。無論、批判も多い。彼の話をアメリカ人にすると。たいていこう言われてしまう。「ユリはマジシャンさ」、言い換えれば、ユリのスプーン曲げなどを”ガチの超能力”と思い込んでいるのは、世界中では日本人が殆どであるようだ。

 ナポレオンズを始め多くのマジシャンがスプーン曲げは再現可能だし、長野まげという練習すれば誰でも習得できる技術も構築されている。また、ユリが送った念力によりテレビの前に差し出した時計が動き始めたと いう事実も、格別不思議なことではない。日本中の家庭でテレビの前まで、物置や押入れから引きづりだされた数万台の時計のうち、偶然動き出すのも数十台はあるだろう。全てがテレビにおけるエンタメのショーであったのだ。




 かと言って、ユリの伝説はそんなことでは揺らがない。そもそも彼が来日し、日本で超能力ブームが起こったことさえも、実は「CIAがユリ・ゲラーを使って、日本人がどのくらい洗脳にかかりやすいか実験したのだ」「ユリゲラーはモサドのスパイであり、本来別の目的で来日した」と都市伝説と化しているのだ。

 だが、そんな都市伝説は事実であった!?とも思われる報道が先日アメリカから出てきたのである。1月17日、CIAは1973年8月に「SRIインターナショナル」という研究機関と共にユリ・ゲラーの超能力を検証。その際に行われたテストの一部始終や結果を好評し、彼の超能力が「本物である」と認定するに至った経緯を公開したのだ。なお、この時行われたのは透視等に関するテストであり、代名詞である「スプーン曲げ」に関する言及はなかったようだ。




 もはや彼にとって、その能力がマジックなのか本物の超能力なのかは関係がない。真偽を超えたトリックスターがユリゲラーなのだ。

(監修:山口敏太郎 / 田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

※画像はCD『ユリ・ゲラー』ジャケットより

ユリ・ゲラー