【実話KAIDAN】悪魔「ルキフグス」との交信に成功した霊能者!

 現代妖怪とも呼ばれる存在で言えば、こっくりさんやその同じ系譜にあると思われる、エンゼル様やさかさま様なども知識を授けてくれるものだと解釈することもできる。
 このような存在は古今東西を問わず存在し、以前UMAで紹介したホムンクルや件(くだん)も知識や予知を与えてくれる存在である。

 さらにヨーロッパから古くから伝わる悪魔などの中にもそのような存在を確認することが出来る。
 実は筆者の知人にそんな悪魔と接触をもちかけた人物がいる。
 風水師のあーりん女子は、強い霊能力も持っており、時に心霊調査を行うことも人物なのだが、これはその心霊調査の最中に起きた出来事である。




 あるとき、あーりん女子は相棒のH女史らと共に共同で心霊調査にあたっていた。その心霊調査は解決することが出来たのだが、ひとつだけ疑問が残り、どうにも解明できずにいた。
 そんな時にふいに誰かの声が聞こえてきた。

「ルキフグスに聞いてみな」

 それは耳から聞こえた声ではなく、頭の中に直接語りかける、テレパシーのようであり、小さな天使の影のような存在が語ったのだと感じたという。

 あーりん女史は、当時、心霊調査の未解決の謎もこの声を語った存在も解明できなかったそうだが、「ルキフグス」という名前だけはいつまでも頭の中に残り続けたという。 




 その正体は大分あとになって、まだ生まれたばかりのインターネットでルキフグスと検索したことでようやく判明した。
 ルキフグスとは魔導書「グリモワール」などに記載されている悪魔の名前であったのだ。

 ルキフグスは人間に財宝などの隠されているものに関しての知識を与えてくれると言われている悪魔である。
 天使の影のような存在はあーりん女史に「わからないことは悪魔にきけ」と言いたかったのだろうか。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

※画像 ©PIXABAY

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