サブカル

「俺たちの旅」主題歌大ヒットで欧州旅行 そこで中村雅俊が出会った予想外の人物

『俺たちの旅』は、1975年から76年まで放送されていた中村雅俊、秋野太作(津坂まさあき)、田中健が出演するテレビドラマ。

三流大学に通う学生カースケ、その同級生のオメダ、そして同郷の先輩であるグズ六が中心となって織り成す物語は、放送予定が半年から1年に延長されるほど当時の若者から絶大な人気を獲得、今も昭和の代表的な青春ドラマの一つとして知られている。

今年2025年で放送から50周年を迎え、9月に「The 50th Anniversary 俺たちの旅 スペシャルコンサート」が開催される予定となっている。

本作の主題歌は、ドラマタイトルと同じく「俺たちの旅」で、主演の中村雅俊が歌唱し、作詞作曲は、美空ひばりの『愛燦燦』、堀内孝雄の『愛しき日々』、アニメ『銀河英雄伝説』エンディング曲などの作詞や作曲を手掛けた小椋佳が担当している。

主題歌はドラマの大ヒットと共にリリースされ、1976年のオリコンチャートでは週間2位を記録し、累計売上87万枚を記録するヒットとなった。これにより、中村自身の俳優や歌手としての存在感を一層強めることになったことは言うまでもない。

因みに、この時1位だったのは『泳げ!たいやきくん』だった。

さて、この「俺たちの旅」のレコードがヒットしたことを受けて、なんと日本コロムビアから中村にヨーロッパ旅行がプレゼントされたが、実はこれがきっかけでビートルズのジョージ・ハリスンと対面することができた。

この頃、ダーク・ホースというレコード会社にスプリンターというグループが所属していた。中村は、彼らが日本でレコードを出す際に作詞を担当した縁で仲良くなり、旅行中のロンドンで会食を楽しんでいた。

すると、スプリンターから「ボスがOKと言ったら会う?」と聞かれ、電話の結果OKが下った。実は、このダーク・ホースはジョージが社長を務めていた会社であり、ボスとはすなわち彼のことだった。

翌日、自動車で1時間走らせたその先は、なんとジョージの自宅。中村いわく、代々木公園のような、まるで城ではないかと思えるような大邸宅で、「ハロー」と声を掛けられたほうを向くと、そこに本物のジョージが立っていた。

中村はジョージの自宅で2時間ほど話をして楽しみ、ツーショット写真も撮らせてもらったという。

中村自身、ビートルズの大ファンだったということもあり、「俺の最大の自慢話」だと語っている。

【参考記事・文献】
https://www.barks.jp/news/?id=1000167011
https://showa-walker.com/our-journey-actress/
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202311120001357.html

【アトラスニュース関連記事】
中村雅俊の貧乏伝説、友達留守でも勝手に家にあがって飯を頂く厚顔さ!!

中村雅俊VS.松田優作不仲伝説、そして小日向文世との関係は?

【文 ナオキ・コムロ】

画像『俺たちの旅 Vol.1 [Blu-ray]

人気アーカイブ in THIS WEEK

M1王者「ミルクボーイ」の5年間続いた暗黒時代詳細ページ

今なら完全アウト!「かまいたち山内」エレベーター・エピソード

詳細ページ

「孤独のグルメ」最強アンチはあの人だった!

詳細ページ

「佐々木朗希」と狼の関係

詳細ページ

オーストラリアのゲイバーで「出川哲郎」がホラれた!

詳細ページ