3月22日、インドネシアのジャカルタを拠点に活動するアイドルグループ「JKT48(以下、JKT)」の劇場支配人である稲尾次郎氏の訃報が届いた。稲尾氏は21日に自宅の浴室で首を吊っているところを家族に発見された。
稲尾氏の年齢は48歳。劇場の支配人とは言っても所属は電通で、「電通メディア・グループ・インドネシア・ビジネスディレープ・インドネシア・ビジネスディレクター」という肩書を持っていたようだ。
自殺の動機は判明していない。
さっそくJKTのスタッフブログには追悼のメッセージが掲載された。
実はこの事件について、元JKTメンバーである仲川遥香がツイッターで寄せたコメントがあまり追悼の場に相応しくないのでは、と話題になっている。
仲川はまず「次郎さんがいたから私はインドネシアで頑張れました。次郎さんがいる現場はいつも明るかった。まだ信じたくない。次郎さん天国から私達の事見守っててくださいねっ。 Jirosan… Turut berduka cita… Semua do’ain ya…」とコメント。
このツイートに対してインターネット上で批判が集まっている。
「はるごんアホだな」
「最後に小さい『っ』があると軽く感じる」
「いい歳なんだし場面考えろ」
「自殺された家族が見たらキツい内容」
「自殺したら地獄行きなのに」
さらにこの次のツイートではインドネシア語で追悼のツイートをしたが、最後に泣き顔の絵文字が入っていて「死んだ人に対するツイートとは思えない」などと批判の声が上がっている。
仲川は2006年にAKB48第三期追加メンバーとしてオーディションに合格。はるごんの愛称で親しまれるが、2012年に結成1年ほど経ったJKTに移籍する。
デング熱などを克服してインドネシア現地でも愛され、米メディアによる「ツイッターで影響力のある女性」として世界7位、アジア圏から唯一選ばれるなど、大きな活躍をした。
天真爛漫で甘えん坊な子供キャラだった仲川だが、人の死という大事な場面で感情的になってしまったのか、追悼のコメントでかえって常識のなさを露呈してしまう形となった。
(四方山よもお ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像『ガパパ! 〜AKB48でパッとしなかった私が海を渡りインドネシアでもっとも有名な日本人になるまで』表紙より