12月11日放送の『サザエさん』で放送事故と思われる珍事が発生した。
この日の放送されたのは「穴子さんバイオリン」という話で穴子さんがバイオリンを習い始めるという話だが、実はバイオリンをはじめたのは奥さんから飲み代をかすめ取るためで、マスオさんの持っているバイオリンをふたりでシェアする計画だった。完璧な計画と思いきやバイオリンケースからカツオの答案用紙が出てきたことで歯車が狂い始める・・・というまるで推理小説のアリバイ探しような話だったのだが問題のシーンは波平がカツオを「バカモン!」と怒るお馴染みのシーンで発生した。
カツオが調子に乗った一言を発した瞬間、波平の「バカモン!」が炸裂するが、場面が繁華街に飛び自動車のクラクションと「バカモン!」が同化し「バッッッッァァァン!!!」という謎の炸裂音になってしまったのだ。
これは実写ドラマでは「オーバーラップ」と呼ばれる演出ではあるが、これまでサザエさんでオーバーラップは使われることはなく、音量もクラクションと「バカモン!」が同時に流れて爆音になってしまったため、これは放送事故と思われる。
スタッフがベテラン揃いの『サザエさん』で放送事故が発生することはかなり珍しく、何があったのか気になる視聴者も多かったという。
なお、来週のサザエさんは編成の都合でライバル番組である『笑点』がサザエさんの裏番組になるが、今年初めて視聴率一桁を割ってしまったサザエさんにとっては今年最後の正念場ともいえる。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)